deRien ドリアン パンの学校

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講師紹介

100年後のパンは、どんなパンだろう?

今まで沢山の旅をしてきた。

17才でインドへ一人旅して、ナンを食べた。
大学生の時に行ったアメリカで、西洋のパン食を初めて経験した。
モンゴルには2年間住んで、遊牧民のゲルにもよく泊まった。
ロシア風の田舎パンも乾燥してカチカチだったけど美味しかった。
パン屋になってからヨーロッパに行った。
ドイツの黒いパン。
フランスではバゲットのサンドイッチが美味しかったし、イタリアはピザやパスタが美味しすぎてパンは覚えていない。
スペインは巡礼を2回、2000キロを歩いたから、
毎日毎日、美味しいパンからまずいパンまで、いろいろ食べた。
モロッコでは砂漠の遊牧民のパン。
最近行ったモンゴルの最西端部ウルギーへ行った時は、揚げパンに美味しいバターを塗って食べた。

いろんな国に、それぞれの文化に溶け込むパンがある。

では日本のパンは?
そもそも日本にパンは必要なのだろうか?
個人的には、お米にうどんにそばが好きです。
パンはあってもいいのだろうか?
無くてもかまわないのだろうか?


もし、 あえて100年後の日本に残してもいいかな、というパンがあるとしたら、どんなパンだろうか?
そんなことを考えながら焼いています。
まだまだ旅の途中です*(^o^)/*

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講師プロフィール

田村陽至

田村陽至

1976年広島県生まれ。
祖父の代から70年続くパン屋3代目。大学で環境問題を勉強。卒業後、北海道や沖縄で山・自然ガイド、環境教育について修業。
その後、2年間モンゴルに滞在しつつ遊牧民ホームステイなどを企画。
帰国後の2004年、パン屋「ブーランジェリー・ドリアン」を継承した。
2012年には1年半休業してヨーロッパで修業し、店をリニューアル。
2015年秋から一つもパン捨ててない「捨てないパン屋」
10年間毎年、約40日間の夏期休暇を取り、様々な国々のパンや発酵を学ぶ。
研修生、見学者を沢山パン屋に独立させて、自慢するのが趣味。
2020年、岡山県蒜山に移住。
2021年、新工房&3代目の薪窯作り予定。

Reporting

メディア掲載履歴

Books

『捨てないパン屋』

『捨てないパン屋』

田村陽至の著書。手を抜くと、いい仕事ができる→お客さんが喜ぶ→自由も増える。借金を抱えたパン屋を再建、年商2500万円に! 一生懸命つくったパンなのに、売れ残ったパンは、衛生上、廃棄する他ない。ではどうしたら? パン屋の3代目は、一時お店を閉めてフランス、オーストリアでパン修業し、店を再スタート。焼いて売っているのは4種類のパン。つくるのは自分だけ、店番は妻一人。ほどほどに働くので、時間にゆとりがあり、長期休暇もとれる。「捨てないパン屋」はそんな店。

『捨てないパン屋の挑戦 しあわせのレシピ』

『捨てないパン屋の挑戦 しあわせのレシピ』

井出留美著。捨てないパン屋として評価される田村陽至の人と思想を、食品ロスの専門家として数多くの受賞を誇り、食品ロス削減推進法成立の原動力となった井出留美氏が活写する。モンゴル滞在の経験や、ヨーロッパへのパン修行の旅など、美しい自然風景と感動的なエピソードを交えながら、捨てないパン屋になるまでの葛藤を通じて、自然への深い愛情と、食品ロスなき未来への希望を描いたノンフィクション。

『SDGsのすごい会社』

『SDGsのすごい会社』

川田精一、倉田潤、コバヤシタケシ、坂本宗隆、冨田直子、廣水乃生、松谷真弓、矢島賢 共著 SDGsに取り組む、まだ知られぬ会社や団体を世の中に紹介している書籍に、ブーランジェリー・ドリアンの取り組みを紹介していただきました。

FRaU SDGs MOOK WORK 今日からはじめる、私の働きかた改革。

FRaU SDGs MOOK WORK 今日からはじめる、私の働きかた改革。

講談社 MOOK。コロナ禍を経て、世界的に問われる働き方のこれから。私たちはどう「仕事」に向き合って生きていくのかを考える1冊。注目されている、ワーケーション、二拠点生活、田舎暮らしでのお仕事なども研究します。 ドリアンの働き方に関する取り組みを紹介していただいています。

天然生活 2021 年 06月号

天然生活 2021 年 06月号

小さなこだわり、小さな暮らしを提案するライフスタイルマガジン『天然生活』に、「捨てないパン屋」の働き方を、ドドーンと載せていただいています。かっこ良く書いてもらってます!

Media

IDEAS FOR GOOD

「食品ロスゼロの「捨てないパン屋」が「働かないパン屋」になった理由」という記事を書いていただきました。

ソトコト

「「手抜き」は研ぎ澄まされた思考にある。捨てないパン屋は1日にしてならず【田村陽至・中屋祐輔対談】」という記事を書いていただきました。

Wondala Media ワンダラ

ご縁で繋がる人生社会見学ドキュメンタリーのプロジェクトとして、「田村陽至とパン」という動画を制作していただきました。

TABIPPO

「捨てない、働かない、旅するパン屋さんから学ぶヨーロッパの働き方/田村陽至インタビュー」という記事を書いていただきました。

Lesson

パンづくりを通して、
人生を豊かに。

基本のパンの作り方にとどまらず、材料、発酵、石窯についてなどパンを深く掘り下げる知識や、経営理論や広告宣伝法、人生を豊かにする働き方の模索など、幅広い分野で総合的にパンづくりに向き合います。

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