
『捨てないパン屋』
田村陽至の著書。手を抜くと、いい仕事ができる→お客さんが喜ぶ→自由も増える。借金を抱えたパン屋を再建、年商2500万円に! 一生懸命つくったパンなのに、売れ残ったパンは、衛生上、廃棄する他ない。ではどうしたら? パン屋の3代目は、一時お店を閉めてフランス、オーストリアでパン修業し、店を再スタート。焼いて売っているのは4種類のパン。つくるのは自分だけ、店番は妻一人。ほどほどに働くので、時間にゆとりがあり、長期休暇もとれる。「捨てないパン屋」はそんな店。
今まで沢山の旅をしてきた。
17才でインドへ一人旅して、ナンを食べた。
大学生の時に行ったアメリカで、西洋のパン食を初めて経験した。
モンゴルには2年間住んで、遊牧民のゲルにもよく泊まった。
ロシア風の田舎パンも乾燥してカチカチだったけど美味しかった。
パン屋になってからヨーロッパに行った。
ドイツの黒いパン。
フランスではバゲットのサンドイッチが美味しかったし、イタリアはピザやパスタが美味しすぎてパンは覚えていない。
スペインは巡礼を2回、2000キロを歩いたから、
毎日毎日、美味しいパンからまずいパンまで、いろいろ食べた。
モロッコでは砂漠の遊牧民のパン。
最近行ったモンゴルの最西端部ウルギーへ行った時は、揚げパンに美味しいバターを塗って食べた。
いろんな国に、それぞれの文化に溶け込むパンがある。
では日本のパンは?
そもそも日本にパンは必要なのだろうか?
個人的には、お米にうどんにそばが好きです。
パンはあってもいいのだろうか?
無くてもかまわないのだろうか?
もし、 あえて100年後の日本に残してもいいかな、というパンがあるとしたら、どんなパンだろうか?
そんなことを考えながら焼いています。
まだまだ旅の途中です*(^o^)/*
1976年広島県生まれ。
祖父の代から70年続くパン屋3代目。大学で環境問題を勉強。卒業後、北海道や沖縄で山・自然ガイド、環境教育について修業。
その後、2年間モンゴルに滞在しつつ遊牧民ホームステイなどを企画。
帰国後の2004年、パン屋「ブーランジェリー・ドリアン」を継承した。
2012年には1年半休業してヨーロッパで修業し、店をリニューアル。
2015年秋から一つもパン捨ててない「捨てないパン屋」
10年間毎年、約40日間の夏期休暇を取り、様々な国々のパンや発酵を学ぶ。
研修生、見学者を沢山パン屋に独立させて、自慢するのが趣味。
2020年、岡山県蒜山に移住。
2021年、新工房&3代目の薪窯作り予定。
田村陽至の著書。手を抜くと、いい仕事ができる→お客さんが喜ぶ→自由も増える。借金を抱えたパン屋を再建、年商2500万円に! 一生懸命つくったパンなのに、売れ残ったパンは、衛生上、廃棄する他ない。ではどうしたら? パン屋の3代目は、一時お店を閉めてフランス、オーストリアでパン修業し、店を再スタート。焼いて売っているのは4種類のパン。つくるのは自分だけ、店番は妻一人。ほどほどに働くので、時間にゆとりがあり、長期休暇もとれる。「捨てないパン屋」はそんな店。
井出留美著。捨てないパン屋として評価される田村陽至の人と思想を、食品ロスの専門家として数多くの受賞を誇り、食品ロス削減推進法成立の原動力となった井出留美氏が活写する。モンゴル滞在の経験や、ヨーロッパへのパン修行の旅など、美しい自然風景と感動的なエピソードを交えながら、捨てないパン屋になるまでの葛藤を通じて、自然への深い愛情と、食品ロスなき未来への希望を描いたノンフィクション。
川田精一、倉田潤、コバヤシタケシ、坂本宗隆、冨田直子、廣水乃生、松谷真弓、矢島賢 共著 SDGsに取り組む、まだ知られぬ会社や団体を世の中に紹介している書籍に、ブーランジェリー・ドリアンの取り組みを紹介していただきました。
講談社 MOOK。コロナ禍を経て、世界的に問われる働き方のこれから。私たちはどう「仕事」に向き合って生きていくのかを考える1冊。注目されている、ワーケーション、二拠点生活、田舎暮らしでのお仕事なども研究します。 ドリアンの働き方に関する取り組みを紹介していただいています。
小さなこだわり、小さな暮らしを提案するライフスタイルマガジン『天然生活』に、「捨てないパン屋」の働き方を、ドドーンと載せていただいています。かっこ良く書いてもらってます!
ご縁で繋がる人生社会見学ドキュメンタリーのプロジェクトとして、「田村陽至とパン」という動画を制作していただきました。
基本のパンの作り方にとどまらず、材料、発酵、石窯についてなどパンを深く掘り下げる知識や、経営理論や広告宣伝法、人生を豊かにする働き方の模索など、幅広い分野で総合的にパンづくりに向き合います。